広島県呉市の山中で高等専修学校の女子生徒(16)とみられる遺体が見つかった事件で、 自首後にいったん帰宅した広島市東区の無職少女(16)が、 逮捕前の13日朝に逃走を図っていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。 少女は自宅を出てバスに乗り、気付いた母親が車で追跡するとともに、県警に連絡。 県警は途中のバス停で少女を降ろして任意同行し、供述に基づき遺体が発見された後の14日未明に逮捕した。 少女は13日早朝、無料通信アプリLINEの個別通信機能を使い、 知人に「うち逃げたいんよ。つらすぎてやれんのよ。誰か足おらん」と逃走を示唆していた。