> > なんだ?TVでもやってんのか? > > この村ってまだ存在していて > > 事件のあった命日のお墓が大量に並んで居るらしいな > しらね > 市とは言うものの何もないよ > 山ん中だし > 事件もなかったら名前すら覚えられてないはず 昭和13年5月21日、午前1時。 岡山県津山市から北へ約20キロの山間部にある貝尾集落は寝静まっていた。 その闇の中で一人立つ男。都井睦夫22歳。 かれはかねてより自分を邪険にした女達を生かしてはおけないと思っていた。 彼は黒い詰め襟の学生服を着て地下足袋を履き、ゲートルを巻いた。 日本刀一振りと匕首2本を腰に紐でくくりつけ、 口径12ミリ9連発に改造したブローニング猟銃を持ち、予備弾100発をつめた雑嚢を斜めに肩からかける。 そして自転車用のランプを紐で胴に固定。 さらには手ぬぐいを鉢巻きのようにして巻き付け そこに二本の懐中電灯を差し込むという重装備であった。 参考:2005/11/22(火)03時24分15秒