2014/07/03 (木) 23:16:28        [qwerty]
■万引き続けて半世紀
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大正、昭和と50年、万引きを続けていた集団、福岡の田川郡川崎町の藤ヶ瀬グループのリーダー、瀬川徳次郎(67)が
手下の男女11人と、昭和46年4/21に八戸署に逮捕された。

5/6には故買部門の元締め、森沢禎三(73)が盗品を売りさばいたとして、刑の執行停止取り消しとなり入監が決定した。
森沢は3年前に懲役1年6ヶ月となり、服役していたが、病気で執行停止となっていた。
しかし病室から電話で盗品の取引の指示を出したり、上京までしていたために、
懲役1年2ヶ月10日分の残りの刑期を務める事になったのだった。
森沢は別名「ノートルダムのせむし男」と警察関係者から呼ばれ、
前科12犯、15、6歳ですりを働き、列車から落ちて足を折ってからは、故買専門となり、年商は数億円だった。

瀬川は八戸での3件だけ犯行を自供、瀬川の万引き歴は51年で、26歳年下の妻を持っていた。
4/12に福岡を出発して、万引き行脚をして歩き、今回のツアーで40店舗から1000万円分の商品を万引きしていた。
瀬川ら藤ヶ瀬グループの地元の町は350世帯800人が住んでいたが、前科者が114人という地域で、
瀬川らは地元では名士だったという。

昭和46年時で、藤ヶ瀬グループは何せ半世紀もリーダーの瀬川が尻尾を出さなかったという事からも、
警察の間でも伝説的な存在だったため、この瀬川の自供はわずか3件とはいえ、
全国紙が大々的に報じるほどのニュースだった。
藤ヶ瀬グループは結城昌治「白昼堂々」のモデルともなっている。