日午後から7日未明まで、自宅を出てから焼却炉に点火するまでの行動が 淡々と記されたガソリンの給油伝票7枚が車中に散らばっていた。「午後4時 半、車の中に妻を待たせている」「午後8時、妻とともに家を出る」。車で兄 弟宅や思い出の場所を回って焼却炉にたどり着いた。「妻は一言も言わず待っ ている」「炭、薪で荼毘(だび)の準備をする」「午前0時45分をもって点 火する。さようなら」。車からクラシック音楽を流しながら一緒に焼却炉に入 った2人は同日午後、見つかった。 http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-051110-0007.html