つくる「それが存在し、存続すること自体がひとつの目的だった・・・」 「たぶん・・・」 女 「宇宙と同じように?」 つくる「宇宙のことはよく知らない」 「でもそのときの僕らには、それがすごく大事なことに思えたんだ。僕らのあいだに生じた特別なケミストリーを大事に譲っていくこと。風の中でマッチの火を消さないみたいに」 女 「ケミストリー?」 つくる「そこにたまたま生まれた場の力。二度と再現することのないもの」 女 「ビッグバンみたいに?」 つくる「ビックバンのこともよく知らない」 こんな文章書いてるからノーベル賞候補になれるんだな(;´Д`)