2014/11/08 (土) 19:28:19        [qwerty]
APECでの日中首脳会談が成立することになった、とのこと。会談の前提として、以下の4項目が発表されています。

(1)日中の戦略的互恵関係を発展させていく。
(2)歴史を直視し、両国関係に影響する政治的困難を克服することで若干の認識の一致をみた。
(3)尖閣諸島など東シナ海の海域で近年緊張状態が生じていることに異なる見解を有していると認識し、
対話と協議を通じて、危機管理メカニズムを構築し、不測の事態を回避する。
(4)政治・外交・安保対話を徐々に再開し、政治的相互信頼関係の構築に努める。

○肝心なのは、(3)の「尖閣諸島など・・・・異なる見解を有していると認識し」の部分であります。

1985年4月22日の国会答弁において、当時の安倍晋太郎外務大臣が「中国との間に尖閣諸島の領有権をめぐって解決すべき問題は
そもそも存在しない」と答えているのだが、その後に、「中国が独自の主張をしていることは承知している」と言っている。

合意4項目の3番目は、まさにこの国会答弁を上書きしているのですね。「異なる見解を有している」という部分を、
中国側は「ほら、やっと日本が領土問題の存在を認めた」と強弁し、日本側は「そんなことは昔から言ってたことですよ」と
かわすことができる。探せばいろいろ知恵はあるものだと思います。