羽生が小学生時代に兄弟や友達と将棋をやる時、既に実力差は歴然だったので 「逆転ルール」という特別ハンデでやっていたという話を聞いた。 羽生少年がサクサクと相手を追い詰めていくと、進退極まった相手が土壇場で 「ぎゃくて~ん」とコール。 駒の配置はそのままでサイドチェンジして、今度は羽生少年が持ち駒をあらかた取られ 隅に追い込まれた状況で対局を続行しなければならない。 羽生善治は攻めも守りも満遍なく強く、相手の得意技を受けて立つのも苦にしないと聞いているが、 このエピソードを知るとなるほどと思う。 へえええ(;´Д`)