>  2014/12/14 (日) 16:11:38        [qwerty]
>  カウンターで隣り合わせた男は同じカクテルを何杯も飲み干しては,
> 「楽なもんだ」とつぶやいている。
>  
>  
> 「失礼ですが、何の商売ですか」
> 「選挙関係。若者の投票を調整している」
>  
> という。
>  
> 「調整?」
> 「若い連中を投票所に行かせない、工作をしている」
>  
>  
>  酔いのせいか男は冗舌である。
> 「選挙の行方は二十代が握っている」
>  
> その通りだ。
>  
> 衆院選の二十代の投票率は、一九九〇年の57%を最後に五割に一度も届いていない。
> ずっと三、四割だ。前回二〇一二年は37・8%で、六十代74・9%に遠く及ばない。
>  
>  
> 「要するに二十代がいつも通りに投票しなきゃ、この世界はオレたちの思うがままなのさ」
>  
> そう言って、また飲む。
>  
> 「今回は簡単だったな」
>  
> 寒い上に忙しい季節。事前調査で有権者の傾向もはっきりしている。
>  
> 「二十代では選挙に行く方が少数派なんだよ。ありがたいことに」
>  
> 30%を切れば、「アモン」なる人物がボーナスを出すという
>  
>  
> それは、悪魔じゃないか。
>  
> 「今の二十代は考えているよりもずっとまじめだよ。三割を切るなんてあり得ない」
>  
> 男は笑う。
>  
> 「そうかな。投票日は天気も悪そうだよ…。まあ一杯飲めよ」
>  
> 同じカクテルを勧める
>  
> 「ラムとコワントローとレモンジュース。この世界では、『XYZ』というそうだな」
>  
>  
> 「アルファベットの最後。世界は終わりっていう酒だ」
>  
> 幸い、そこで目が覚めた。

今時シティーハンター!!(;゚Д゚)

参考:2014/12/14(日)16時10分29秒