2014/12/15 (月) 01:25:40        [qwerty]
●アベノミクスが成功しているとはかならずしも思えないが、他の選択肢もない。もう少し見届けたい、という民意。

――いわゆる「消極的選択」というヤツですが、その効果は向こう4年間続くことになります。

●とりあえず、外交・安全保障政策には大きな不満がない(日米関係、対中関係)。

――あまり語られなかったですが、11月に日中首脳会談が行われたことは大きかったと思います。

●野党側の準備不足。「選挙協力」は単に選挙区を譲り合っただけ。真剣み足りず。

――名簿の交換なんかは全然やってなかったんじゃないでしょうか。

●久々に「政権選択選挙」でなかった。「安倍内閣の信任選挙」に。

――2009年、2012年と政権選択選挙をやった後に、そうでない選挙をやったら投票率が上がるはずがないよね。

●「第三極」の自己否定。国民の側の「改革疲れ」

――「身を切る覚悟」とか、「ゼロベースからの改革」といった言葉に有権者が反応しなくなりましたね。

●自民党は「経済一本やり」のアピール。原発再稼働、TPP、沖縄、安保法制などの争点は表面化せず

――安保や憲法はあまり語られなかった。日本版の"It's the economy, stupid!"でしたね。