2015/01/01 (木) 08:23:16        [qwerty]
突然のモンスターの来襲によって、主人公のセリオス王子の
父である国王が亡くなった。そのときセリオスはたった10歳。
そこで、側近だったアクダムが、セリオスが16歳になるまで摂政
として政治を司ることになった。
そして、セリオスはエルアスタの町で、武術や呪文の勉強に励むのであった。
平和すぎて退屈な日々であるけれど、セリオスは元気に育ち、
あっという間に16歳の誕生日まであと2か月となった。

ルディアの城に戻ってきたセリオス王子。ここには、母のフェリシアが王子の帰りを待って
いてくれるのだ。
だが、待っていたのは摂政のアクダムだった。セリオス王子が16歳になるその日まで、王子
に代わって政治を司るのが役目であるのに、なんと
「あすは、わしがこの国の国王となるめでたき日なのである」 と豪語するではないか。
そう言って王子をいきなり牢屋に閉じこめてしまう。
こういうことって、もしかしたら襄切りというのではないだろうか。