> 2005/12/23 (金) 04:48:33 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> 性懲りもなくまた書いてみたよ(;´Д`)どうかな一応続きもあるけど
> 「あのさー聴いた?」「なになに?」
> 「伊藤さんがさぁふふ」「なにー?笑ってないで教えてよ」
> 「それがねー」「うん」
> 「昨日駅前の商店街をさー」「なにー?なんなの?」
> 「歩いてたらしいよ」「は?だから?」
> 「歩いてたんだってぇ、その・・・・漏らしながら!」「え?」
> 「すごかったって、すごい匂いでみんな固まってたって」
> 「はぁ?ほんとに?」「ほんとほんと、A組の子が見たって」
> 「A組の誰?」「わかんない、でももう学校中で噂、もうすごいよ」
> 「うーん、まぁあの子変ってるしねー煙草吸ってるのこの前見たけど」
> 「何かクラスでもずっと浮いてるし」「うん、なんか違うかんじ」
> 「そうそう、だからクスリとかやってるんじゃないかって話」
> 「ええー?それはないっしょ」「でもさーじゃなきゃそんな格好で外歩かないでしょ」
> 「あー、んーまぁそうだけどさ」「って来た来た!伊藤さん!」「あっ」
> 教室から女性と達が見下ろす中、制服ではなく学校指定のジャージで登校してくる伸恵
> 「うわー」「ほんとうかもね」「うわー」「マジ?」
> 「汚れたから?制服」「でしょうね」「ええーちょっとヤダー私席後だよお」
> 「きゃー」「どうしよう、臭くないかな」
> 「あははははは」「ははははははははは」
> 「臭くないようにジャージなんでしょ、ふふ」
> いそいそと自分の席に戻り机を伸恵の席から遠ざける女生徒達
> ―――始業のチャイムとともに伸恵が教室に入ってくる
> 「うわ、くっせ」「やだー」「クスクス」
> 教室中のどこかともなく聴こえてくる声
> 「・・・・・・」
> 俯いたまま必死に何かを堪えるような顔をしている伸恵
> 暫くして教師が入ってくるとそんな声も収まった
> 「おい、どうしたそこ、席を戻しなさい」
> 事と次第がわからずに言う教師
> 「だってくさい・・・」「あは」「ふふふふ」
> 奇しくも教師の発言で再びクローズアップされる伸恵
> 「何を言ってるんだ、ほら、戻せ」
> 違和感を感じたものの本能的にそれを追求しない教師
> 無理矢理女生徒の机を元の位置に戻すと手短にHRをすませ教室を出る
> 「ああーやだぁ」「そんなに嫌がらなくてもいいでしょ」
> 「あっはははダッセ」「もー帰りたい」
> 自分の後の席から聞こえてくるそれらの発言を聴きながら
> 伸恵は次第に情況を理解し始める
> 「ちょっとさーやっぱくさくない?」「えー?」「くさいくさい」
> 「やだー」「おいくせーよ」「くせーよな?」「ああくせーぜってーくせぇって」
> 伸恵は黙って俯いたまま動かない
> 「おい伊藤」
> 「おいやめろよ」
> 「いいよ、おー伊藤」
> 「やーめーろって」
> 「伊藤、おめぇ帰れ、くせえから」
> 「ぎゃはははははは」「きゃーやめなよー可哀相」
> 「帰れ!伊藤!」
> 「あーあ」
> 「お前も言えよ、馬鹿」
> 「ええ?」
> 「言えって、くせえだろ」
> 「あー」
> 「ほら、さんハイ!」
> 「伊藤帰れ!」
> 「ブハッ」
> 「あははははははははははははは」
> 「伊藤帰れ!イエイ!」
> 「イエー伊藤!帰れ!」
> 「お前らも言えよな、俺が悪者みたいだろ」
> 「えー?」
> 「伊藤さん、くさいよ?」
> 「あはははは、ヤダー」
> 「ぎゃはは」
> ―――いたたまれず教室を出る伸恵
> そのまま家に戻る
続きを
あとエロを
参考:2005/12/23(金)04時47分22秒