> > ―――いたたまれず教室を出る伸恵
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「あ･･･お姉ちゃん･････」
伸恵の帰宅に気付き声をかける千佳
「お姉さま、お具合でも悪いんですの？」
「えぇー伸恵おねえちゃん･･･大丈夫？」
小学校の開校記念日で休みのために伊藤家に集合している面々
しかし千佳の表情は優れず、美羽はいない
「んー？大丈夫だよー茉莉ちゃん、ｱﾅちゃん」
「よかったですわー私はてっきり」
「よかったねーｱﾅちゃん」
「よかったですわねー茉莉ちゃん」
「んんーやっぱ可愛いなー二人は、このこの」
茉莉とｱﾅの頭をクシャクシャに撫でる伸恵
「わわ、お姉さま」
「？」
何かに気付く茉莉
「伸恵お姉ちゃん、泣いてるの？」
「･････」
「え？お姉さま･････」
「んー何でもないよ、やっぱちょっと具合悪いみたい」
「それは大変ですわ！早くお医者様に診て頂かないと！」
「えぇーえぇーお姉ちゃん、大丈夫？」
「うん大丈夫だよー、ありがとう」
その様子を不安げに見つめる千佳
「ちー、美羽は？」
「みっちゃんは･････今日は来てないよ････」
「そっか」
――――少しの間沈黙する室内
「お姉さま、大丈夫ですの？」
「ん？んー、あ、ｱﾅちゃんの顔ｱｯﾌﾟで見てたら治っちゃた！」
「え？」
「すごーい、ｱﾅちゃん」
「え？え？」
「ふふ、今日はどんな事して遊んでたの？」
「あのねーきょうはねー今から公園に遊びに行こうって言ってたの」
「ﾌﾙｼｱﾝﾃをつれて公園でﾌﾘｽﾋﾞｰを投げようかとおもいまして」
「そっかー、じゃああたしも行こうかな」
「わーお姉ちゃんもいくの？」
「決まりですわ、茉莉ちゃん」
「うん、千佳ちゃんも行こう」
「あ、あたしは宿題が終わってから行くから皆は先いってて」
「宿題なんか後でも出来るだろ、ちー」
「んーダメ、みっちゃんの分もやってあげないと」
「･･････」
「じゃぁ三人でまいりましょうか」
「うん」
「いこーいこー」

ここまで書いて眠くなった(;´Д`)

参考：2005/12/23(金)04時48分33秒