2015/01/30 (金) 19:59:14        [qwerty]
安倍晋三首相は、1月17日~21日にかけて中東歴訪を行なったが、
出発前の1月7日にフランスで週刊紙銃撃テロ事件が起きると、
外務省内から今回の首相の中東訪問は「タイミングが悪い」という声が上がった。

ところが、安倍首相の反応は逆だった。官邸関係者がこんな重大証言をした。

「総理は『フランスのテロ事件でイスラム国がクローズアップされている時に、
ちょうど中東に行けるのだからオレはツイている』とうれしそうに語っていた。
『世界が安倍を頼りにしているということじゃないか』ともいっていた」

周囲はその言葉を聞いてさすがに異様に感じたという。関係者が続ける。

「総理は総額25億ドル(約3000億円)の中東支援についても、
『日本にとってはたいしたカネではないが、中東諸国にはたいへんな金額だ。
今回の訪問はどの国でもありがたがられるだろう』と自信満々で、常人の感覚とは違うなと感じた」

テロは対岸の火事で、自国民の人質には一顧だにしないのが「積極平和外交」の実態だったのか。

そして現地で情勢は一転する。1月20日に日本人2人の殺害予告ビデオ公開を受けて
イスラエルで記者会見に臨んだ安倍首相の顔からはすっかり自信が消えていた。

会見ではプロンプターの文字を必死に追って話すのが精一杯で、外国メディア記者からの
「日本の過去の身代金支払いが原因ではないか」という質問には一言も答えなかった。