明治大就職キャリア支援センターの滝晋敏(あきとし)さん(41)によると、大手企業の採用活動が一斉に始まる 8月1日の前後にかけて、研修名目の“拘束”が集中。首都圏在住の学生に大阪で懇談合宿を催したり、 内定含みの最終面接の終了時間を教えずに日程を立てられなくしたりといった強引な手法が目立つ。 ある証券会社では、内定者を客船に乗せて2泊3日の海上研修に連れ出すバブル期さながらのケースもあるという。