ノンフィクションライターの杉浦由美子さんが語る。 「男性は社会的な生き物なので、今回の事件は、感情にまかせた衝動的なものではなく、 計算していた部分があるのではないでしょうか。局部の切断なら、殺人罪ではなく傷害罪で済む。 それでいて、狭い法曹の世界では、“局部を切断された弁護士”という強烈なイメージが一気に広まる。 相手へのダメージもはかりしれないうえ、社会的に抹殺できるわけです。理性的な復讐劇なのだと思います」