1月2日と3日の2日間に東京都内で、お年寄り4人がもちをのどに詰まらせて 死亡したことが3日、東京消防庁のまとめで分かった。同様の事故は年末から相 次ぎ、計6人が死亡、6人が重体。死者は昨年同時期の3倍で、消防庁は注意を 呼び掛けている。 消防庁によると、3日午前8時40分ごろ、板橋区内で無職の男性が雑煮を食 べていたところ、もちをのどにつまらせ間もなく死亡。2日には調布市、昭島市、 豊島区で87-88歳の男女計3人が死亡した。昨年12月26日以降で見ると、 87歳と75歳の男女2人が死亡したほか、55~71歳の男女6人が重体。