司法試験問題の漏えい事件で、考査委員として問題作成に関与した青柳幸一・元明治大法科大学院教授(67) (懲戒免職)から漏えいを受けた教え子の女性が試験前、元教授の「模範解答」を再現して 自分のパソコンにデータ保存していたことが、関係者の話でわかった。 東京地検特捜部は入手したデータが犯行を裏付けるとみて、近く元教授を国家公務員法(守秘義務)違反で 在宅起訴する見通し。女性の刑事責任は問わないとみられる。