2015/10/17 (土) 08:32:08        [qwerty]
ラノベ『灰と幻想のグリムガル』16年1月TVアニメ化 制作はA-1 | ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/news/2060826/full/

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等身大の主人公を描いた、素晴らしい作品
投稿者 ほのお 投稿日 2013/6/29
形式: 文庫 Amazonで購入
何となくで購入したこの作品
素晴らしい出来でした。

記憶喪失でゲームっぽい世界に放り込まれた主人公達。
よくあるパターンだと、一緒に放り込まれた者達と直ぐに仲良くなり、
今まで命のやり取りなど経験した事の無いハズの主人公達が平然と魔物と渡り合う・・・
こういう展開が多いですが、この「灰と幻想のグリムガル」違います。

異世界?に放り込まれれば、まず、最も困るものは何か?
人間が暮らしていく上で最も必要なもの「衣」「食」「住」です。
これを得る為に、やむ止まれず、「怪物退治を職業とする生活」に追い込まれるところから物語は始まります。

人間同士、集団行動をとれば、反りが合う、合わないが発生するのは当然のこと。
とりあずパーティを組んだところで、チームプレイなど簡単に生まれないのが現実です。
剣や槍で切られれば痛い、殺されそうになれば恐怖で逃げ惑う。これも当たり前のこと。

この当たり前の事が当たり前の様に描かれていて、且つ、鬱々とした話ばかりが続くわけでもない。

大きな障害を乗り越えた時に得られるカタルシスも読者に与えてくれることから
非常に読み応えのある話に仕上がっています。

幻想世界でも、リアリティのある話が好きという人に非常にお勧めの作品。
私は大満足でした。

Amazon.co.jp: 灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫): 十文字 青, 白井 鋭利: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4906866220/


またある日、ゲームっぽい異世界に飛ばされて~か(;´Д`)