貨物列車の後端に連結される車掌車には長い間便所が設置されず、 万が一車掌が急に便意を催した場合は、ややもすれば車両後端に 曲芸的にぶら下がって用を足さなければならなかった。 石炭ストーブを設置していた冬季には、車内で新聞紙を敷いて用を足し、 その後新聞紙ごと固形物を丸めて、ストーブの炉内で焼いて処分するという テクニックも使われたという。[