>  2015/12/16 (水) 20:45:32        [qwerty]
> 本屋で水木しげるコーナーが作られていたんだが(;´Д`)

 私は妖怪の絵を描く時無心になります。絵を描くと無心になりますよね。ずっとやってると訓練されてきて描けるようになってくる。
オーストラリア原住民のアボリジニーは、絵でしか精霊や妖怪と会話ができないと言ってます。屁理屈は要らないんです。

人は自分の屁理屈に無上の価値をおきます。しかし犬や猫は高価な品物を何とも思わなかったりする。人の生活に価値をおいてないんです。
馬鹿だから分からんというわけじゃない。宇宙的視野から見れば、たいしたことないのかも知れない。
価値をおく必要がないかも知れないんです。それに重きをおきすぎるから人はおかしくなる。
そういうのから抜け出そうとしてるのが新型の浮浪者なんじゃないかな。

 私は今七十四歳で、いつ死んでもおかしくない。待ったなしです。見方が変わります。五十とか四十の時は終りが遠かったし、
敵を追っ払わなきゃいけなかった。そういうのから解放されて見えるものがあるんです。本当の人生は六十代からですよ。
皆は六十過ぎから無気力になる。それ以降はすることがないという、今の悪しき価値観に振り回されてるんですよね」

参考:2015/12/16(水)20時38分15秒