仙台東署捜査本部で取り調べを受けていた男は、警察の事情
聴取に対し、「子供の頃、扁桃腺炎でスペルマン病院に入院
したことがあり、退院してからは、クラスの同級生や教師から、
『スペルマン』『スペルマ小僧』などとからかわれ、いじめ
られていた。いじめが原因で不登校になり、受験も失敗した。
なぜ、よりによってスペルマンなどという名前を
つけたのか。院長にはささいなことかもしれないが、あの
病院は俺の一生を狂わせた」などと供述し、これまで
捜査の焦点になってきた動機が明らかになった。捜査本部は、
新生児を無差別に狙った犯行についても詳しく追及していく
としている。