米国の税制は高度福祉社会と言われる欧州よりも、もっと累進性が強い(=つまり金持ちになるほど高い税金を取られるということ)です。 米国のトップ10%は、全体の45%の税金を払っています。ちなみに先進国全般(=ここではOECDのデータ)ではトップ10%が負担する税金は32%に過ぎません。 「欧州型社会主義」と言われるスウェーデンの場合、トップ10%の税負担はわずか27%です。 アメリカで年収1,430万円以上のひとたちは全アメリカ人の所得の50%を牛耳っています。それは事実なんだけれど、そのグループは全アメリカの所得税の84%を負担しているのです!