2006/01/21 (土) 03:04:32 ◆ ▼ ◇ [qwerty]ワンピースの三刀流使う奴(キャラ名忘れちゃったスマン)をあれは余りも荒唐無稽だろ
と読んでる人は多いと思うが実際に三刀流を使った剣豪は居る
一人は北辰一刀流を破門にされ独自にタイ捨流を完成させた丸目蔵人佐長恵で
彼は左利きだったのだが強制されるうちに右利きにされた
しかし本能的に刃等武器を持つと利き手を優先させてしまうため
左右逆の型稽古をして破門になった
その後独立しタイ捨流を完成させる過程で自分が両利きであることに気付き
脇差しを左右に日本打刀を一本合わせて三本帯刀していた
これは当時では許されない行為であったのだが伝承によると
二本の脇差しを決して刀身ぶつけることなく横薙ぎにし
脇差しを地面に落とすと抜打ち横一文字で対手を斬り
人間の肉体を八つに散らせる事ができたという
小太刀を投げたり逆手で小太刀を持つ独特の極意で
居合抜打ちの名人に勝ったとも言われている
彼の最期は不明である
もう一人…と言って良いのか困るが温故知新(ウンコチンチン)流の夕雲朝雲双子の兄弟である
本当に双子であったかどうかは不明なのだが双子に違いないと言い伝えられてきた
彼等は元々柳生新陰流のものであったのだが
円明流で二刀流を習いその技術に感動し
二天一流などの二刀流を学んだ
あるとき柳生宗矩と立合いたいと申し出た
彼等は一人ずつ宗矩の指名した相手と戦ったのだが
木剣を掠る程度だった
宗矩が呆れかえって居るとそこに夕雲朝雲が現れ
対手の数はいくらでも良いので二人同時に戦わせてくれ
と懇願した
同門による道場破りは破門である
宗矩はせめて最後の手向けとその場にいた六人と立合わせた結果
夕雲朝雲が見事なコンビネーションを発揮し圧勝してしまったのだ
彼等を見た戸田清源曰くあたかも四刀が宙を舞うようだったと言う
戸田はそれを四刀流と名付け高く評価した
柳生新陰流を破門にされた夕雲朝雲はしばらく戸田の元で剣を学び
二天一流をさらに技術体系を確立化した温故知新流を設立する
晩年の二人がどうなったかという記録は残っていない
以上全部嘘