2006/01/26 (木) 02:27:27        [qwerty]
オレは漁師町に住んでるんだが、中学生のころ、ある雨の日の学校からの
帰り道、変な奴に出会ったんだよ。
そいつはコンクリートの岸壁のガードレールの柱の上にちょこんと座っていて、
くすんだ暗い水色の肌の裸の猿のような奴だった。
大きさもちょうどニホンザルぐらいの大きさで、顔が目がちょっと大きめの
キンシコウ(あややみたいな顔をした中国の猿)に似ていて、
オレが通りがかったときはみかんをもぐもぐと食っていた。
オレは「なんだ?こいつは・・・」と不思議に思っていると、いきなり奴が
みかんの皮を投げつけてきたので、オレがかばんを振り回しておどかして
やったら、そいつは海に飛び込んで潜ってどっかに行ってしまった。
なんだったんだろうなぁ。