>  2006/01/27 (金) 17:47:58        [qwerty]
> 中学生の頃、妹は二重人格だった。
> なんでも、火を見ると「影羅(エイラ)」という魔族の人格が現れるそうで、
> 真っ暗な部屋の中で唐突にマッチを擦っては、
> 「……ヘヘ、久しぶりに外に出られた。この小娘は意思が強すぎて困るぜ(笑」
> などと乱暴な口調で叫んだりしていた。
> ある日、夕食の時に「影羅」が出たことがある。
> 突然おかずの春巻きを手掴みでムシャムシャと食べ始めて、「久々の飯だぜ(笑」と言った。
> 食べ物関係のジョークを一切許さない母が、
> 妹(影羅)の頭にゲンコツ振り落とすと影羅(妹)は涙目になっておとなしくなった。
> それ以来、食事時に影羅が出たことは無い。
> そして別人格とやらは、妹が高校に入った辺りでパタリと出なくなった。
> 最近になって、大学生になった妹にその頃のことを尋ねたら、
> クッションに顔を埋めて、手足をバタバタさせてのた打ち回っていた。
> 妹の耳の側で「エイラ」と呟くと、両手で耳を塞いで「忘れて!忘れてー!」と悲鳴を上げた。

あまり来ないな

参考:2006/01/27(金)17時46分39秒