> 2006/01/27 (金) 17:51:15 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > 中学生の頃、妹は二重人格だった。
> > なんでも、火を見ると「影羅(エイラ)」という魔族の人格が現れるそうで、
> > 真っ暗な部屋の中で唐突にマッチを擦っては、
> > 「……ヘヘ、久しぶりに外に出られた。この小娘は意思が強すぎて困るぜ(笑」
> > などと乱暴な口調で叫んだりしていた。
> > ある日、夕食の時に「影羅」が出たことがある。
> > 突然おかずの春巻きを手掴みでムシャムシャと食べ始めて、「久々の飯だぜ(笑」と言った。
> > 食べ物関係のジョークを一切許さない母が、
> > 妹(影羅)の頭にゲンコツ振り落とすと影羅(妹)は涙目になっておとなしくなった。
> > それ以来、食事時に影羅が出たことは無い。
> > そして別人格とやらは、妹が高校に入った辺りでパタリと出なくなった。
> > 最近になって、大学生になった妹にその頃のことを尋ねたら、
> > クッションに顔を埋めて、手足をバタバタさせてのた打ち回っていた。
> > 妹の耳の側で「エイラ」と呟くと、両手で耳を塞いで「忘れて!忘れてー!」と悲鳴を上げた。
> エイラって笑い上戸なんだ
俺は、いつも笑ってる、そんなエイラはとってもかわいいと思うよ
参考:2006/01/27(金)17時47分48秒