>  2006/01/29 (日) 23:29:44        [qwerty]
> > 君みたいな馬鹿には分からないだろうけど、要するにカフカの作品に見られるような、
> > 仮象世界に内在するその非無矛盾性に起因する根源的な不安のことだよ
> > 何かをできる人間はその不安が見えていないだけ、要するに近視眼的でしかないということだ
> 最後の1文だけ読むと言い訳がましい発言にしか聞こえないけど
> 持ち出されたカフカも哀れだな

例えば前期サルトルにおける自由の概念を見てみるといい
ロカンタンにおいて自由とは刑罰、しかもそれは死に匹敵する刑罰だ
実存が本質に先立つ現存在は、それゆえ自由の刑に処せられ、それゆえ存在の不安に嘔吐する
彼の前ではすでに生きること自体が不安に満ちている、それを打破するにはアンガジュマンという、
世界内存在と言う神話に依拠したイデオロギーに頼るしかなくなっている、そんなことも
分からない君は、しかしおそらく一生不安にさいなまれることのない根っからのオプティミストとして、
世の中を楽しく、しかしつまらなく生きていくだろう
おめでとう

参考:2006/01/29(日)23時25分12秒