> 2006/01/30 (月) 02:52:53 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > なぜソフト業界にだけデスマーチが顕著に現れるのか、他の業界とは違って、
> > この業界では不可能がないからです。
> > 軍の行軍に例えて言えば、普通の業界なら高い山や海、広い川があって「今の
> > 装備ではこれ以上進むことができない」という状況が存在します。そこで立ち
> > 止まって、基礎技術を研究するなり対策を考えるなりします。しかしソフト業
> > 界はだだっ広い平原のはるか遠くに目的地が見えているようなものです。とに
> > かく歩きさえすればいつかたどり着けます。が、いくら歩いてもちっとも近づ
> > いた気がしません。「この距離を徒歩で進むのは無理なのでは?やっぱり馬が
> > 必要だったのではないか」と言っても「弱音を吐くな。前に進めばいつかは着
> > く。ほら、目的地は見えてるじゃないか」と言われておしまいです。その結果
> > 「前に向かって歩く」以外の選択肢を考えることができなくなってしまいます。
> > この問題を解決するには、量の問題を質の問題に転換しなくてはなりません。
> > 「できるけど非常に時間がかかる」ということを「できる」ではなく「できな
> > い」に分類することです。ソフトの世界では、時間さえかければできないこと
> > はありません。
> 南泉の弟子たちが、一匹の猫をはさんで
> 「これはわれわれの猫だ」「いや、こちらの猫だ」と言い争っていた。
> そこへ現れた南泉和尚は、猫の首をつかむと、それを突き出していった。
> 「いまこのときに、仏の道にかなう言葉を発すれば猫は斬らない。さもなければ、この猫は斬って捨てる。さあ、どうだ!」
> だが、だれも答えられる者はなかったので、猫を切り捨ててしまった。
> 夕刻になり高弟の趙州が帰ってくると、お前ならどう答えたかと迫った。
> すると趙州は、履いていた草履を頭に乗せ、すーっと部屋を出ていった。
> 「ああ、お前がいたならば、ワシも猫を斬らずにすんだのに・・・」
> 南泉は、そういって非常に残念がった。
草履を頭に乗せるのは手を上に上げなきゃならないだろ?
つまり趙州はこう言いたかったわけだ(;´Д`)
「お手上げだ、ソーリー(草履)」
参考:2006/01/30(月)02時52分08秒