2006/02/01 (水) 04:02:18 ◆ ▼ ◇ [qwerty] 合併反対派の希望は今や近鉄存続よりライブドア買収の方へ傾いている状態だが
そのライブドアという会社が俺はどうも信用できない。
球団経営案を近鉄本社に送付したという会見が昨日開かれていたが
その案の中身がどうにもこうにも胡散臭いんである。
インターネット中継は理解できるが、株式公開やストックオプションというのが
ITバブル臭がして嫌気がさす。
特に引っかかるのが球団株式を公開し、それをファンが取得する事により
市民球団としての色合いを強めると言うくだりである。
果たして球団運営の一部を賄えるほどの株が売れるんだろうか。
率直に言うと、そんな株買う奴が本当にいるのか。
もちろん純粋な株取引として、儲けを狙って購入する人はいるだろう。
しかし経営案の狙いである、おらがチームとして買う人がそんなにいるとは思えない。
ライブドアは「近鉄もオリックスも無くなんのか?でも阪神あるしどーでもええ。」
という思考の人々が関西では大多数を占めていることをご存知ないのか。
先日のNHKクローズアップ現代で球団合併問題が採り上げられた時、
ゲストのマーティ・キーナートがこう述べていた。
「アメリカの場合このような状況になると、ファンはその球団のチケットを
たとえ試合は観に行けなくても、できるだけ購入する。
こうする事によって自分達が球団を支えているんだと暗に主張している。」
バファローズの残り主催試合は28。(鹿児島での2試合を含む)
一番安い外野自由席は1200円。(鹿児島は前売り2000円)
計35200円となる。
気安く払える料金ではないが、本当にバファローズの事を思っているのならば買える筈。
果たして反対派の連中にこれをやれる根性があるのか。
署名のちり紙集めるよりは効果あると思うが。
それとも「もう近鉄には愛想が尽きた。近鉄に払う金なぞ一銭もない!」ってな気持ちかね。
ライブドア買収案には正直同意しかねる。
もし買収したとして、また手放す事態が起こらないとは限らない。
球団経営が軌道に乗ったとしても、今の2リーグ12球団制だとまた音を上げる球団が絶対に出てくる。
渡辺恒雄だって常々、「球団の親会社には格というものがある」(?)と言ってるしね。