> 2006/02/05 (日) 22:25:29 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > タマゴサンド派が増えたと言うよりタマゴサンドに慣れたんだろうな(;´Д`)みんな
> 最初からタマゴサンド肯定派だった漏れもいるよ(;´Д`)るーこ解剖してほしい
「ほらっ! 笹森さん、やっぱりこいつ宇宙人なんだよ!」
「本当だ……すごいよたかちゃん! 大発見だよ!」
花梨はよほど興奮したのか、意味もなくるーこの周りをぐるぐると回っている。
「うーっ! ううーっ!」
るーこは必死で抗議の声を上げて暴れる。だが即席の猿轡と幾重にも巻きつけられた
ロープの拘束がそれを許さない。その哀れな姿を見ているうちに笹森さんの瞳に
だんだんと危険な光がともりはじめた。心なしか顔もほんのりと上気し始めている。
そして――
「ねえ、たかちゃん。こいつ……解剖してみようか?」
あまりに危険な発言をさらりとしてのけた。
「えっ? さ、笹森さん、今なんて……?」
戸惑う俺にかまわず花梨は続ける。
「決めたの! 本日のミステリ研の活動内容はずばり! 『宇宙人の解剖』です!」
「えええっ!? ちょ、ちょっと笹森さん!?」
花梨は芋虫のように地面に這いつくばったるーこをびしりと指差すと高らかに宣言した。
「宇宙人といえば解剖! 解剖といえば宇宙人よ! ロズウェルのころからそう決まってるんよ!」
「そんな無茶な!」
「じゃあたかちゃんはこの子を見ても何も思わないの? この子に好きなことをしてみたいと思わない?」
「そ、それは……」
思わずるーこに視線を向ける。るーこは完全に身動きを封じられたままこちらを強く睨みつけていた。
暴れたせいで大きくはだけたスカートからは真っ白な太ももが露出している。
俺は思わずつばを飲み込んだ。
参考:2006/02/05(日)22時23分04秒