怠惰で臆病でありながら、猜疑心や自尊心だけは人一倍。盟友に対する「義」や、 自家がいつ滅ぼされてもおかしくないという危機感にも著しく欠けており、この性 格で戦国の世を生き抜くのは無謀であり、家臣ほとんどに見捨てられ惨めな末路を たどったのも必然であったと言える。