メダルラッシュの期待がかかるスピードスケート陣。鈴木恵一監督は、 「色は問わない。最低三つはほしい」とさえ話す。 しかし、詳細に検討すればどうだろうか。確実にメダルが計算できるのは、 男子五百メートルの世界記録保持者、加藤条治(日本電産サンキョー)の1個だけ。 運も味方すれば、女子五百メートル、女子団体追い抜き(チームパシュート) が表彰台に届くと見る。 加藤は今季のワールドカップ(W杯)で3勝を挙げ、今五輪と同様の1日2レースで争った 昨年3月の世界距離別選手権でも優勝。海外のライバル勢も認める「金メダル大本命」 であることは間違いなく、表彰台を逃すことはまずないだろう。 (ノД`、)