2006/03/08 (水) 06:30:47        [qwerty]
森は風に揺らぎなびき寄せられ
岩は峙ちそれを支えている
木の根はそれに匍い巡り絡まって
幹は互いに寄りそって天に聳え立つ
谷の激流しぶきをあげてほとばしり
奥深い岩窟われらを守る宿となる
獅子は親しみ黙りながら這い回り
聖なる愛に漂う清浄なこの境地を敬い守る
[神聖な隠者]
(´Д`)
(ヽへへ
 ̄ ̄ ̄\
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      \ (´人`)
       | ( )
      [瞑想する教父]
足元で岸壁の断崖が深淵の重みへ沈み込み
いくつもの小川が輝きながら流れ
凄まじい滝となり轟き飛沫上げ落ちる
樹々の幹が止みがたい衝動によって木の幹を伸ばす
万物を創り万物を育むのは全て全知全能の愛のなせる業
わたしをめぐり凄まじい水音轟かせるが
森も岩根も波のようにうねるがごとく
豊かな水は優しく親しげにせせらぎ
満々とたたえた水流が互いに渓谷へと
速やかに谷をうるわせて下る
稲妻は炎をあげて下界に落ち
毒と靄を孕む大気を浄めて清らかにする
これはみな愛の使者
わたしたちのまわりを漂い
永遠に創造する力を告げ知らしめるのだ
わたしの胸を燃え立たせる恵みの火を受けたい
わたしの精神は混濁し悩ましい官能の獄舎のなかに
きびしく鎖に繋がれて苦しんでいる
おお神よわたしの妄想を静め
貧しい心に光を与えたまえ