投稿者：＄Η七瀬 ◆an.SYcTvMQ 　投稿日：2006/03/08(水)17時49分36秒　 ■　 ★　 

ちょっと気分的に昔のこと話たくなった。いいかい？
あのな、実は中学卒業時まで静岡に居たんだよ、俺。
当時の様子と言ったらいわゆる片親ってやつでお袋オンリー。
とにかく貧しく貧しくてひたすら貧乏だった。俺を養うために当然お袋は睡眠時間を削り働いた。 
一般人が普通考えるどん底ってのが天井に見えるくらいのさらなる底の底に居たような気がする。ちと大袈裟かね？
でも俺はそれくらいしんどかった実際(;´Д`)
中学卒業すると俺が働けるようになったのを知った、兵庫の西播磨にいるお袋の兄貴がお袋と俺を呼んでくれた。
呼ぶならもっと早く呼んでほしかったけどやっぱり義理人情なんて人それぞれの限界があるんだろうな。
越した先じゃ今度はお袋のために俺が死ぬほど働いた。遊んでる暇なんてなかった。

だから俺高卒じゃないんだわスマン(;´Д`)まー、低学歴には変わらんけど。
１８才になる年になってようやく人生で一息つけるところまで漕ぎつけた。お袋も喜んでくれた。
生活の基盤が乗るっていうのかね？俺の家庭なりに少し余裕が出来たんだ。むろん金の余裕じゃないぜ。時間だ。
だからその年、静岡に帰郷してみようかと思った。とても豪勢とはいかんが親子二人分の旅費と少々のこづかいも用意出来た。
でもお袋に話したらお前一人で行っといで、と。あたしの分まで楽しんできてくれ、と。
恥ずかしいのでこの辺りのお涙頂戴劇は割愛する。