>  2006/03/26 (日) 18:54:40        [qwerty]
> > 山一に寄せられた求人を見て「ずいぶん条件が悪いな」と思った石田氏は、「何とかなるだろう」と
> > 考えて、すぐには本格的な就職活動を始めなかったという。
> >  「失業給付も月に24万円、約10ヶ月間もらえるし、まあいいや、しばらくのんびりしてゆっく
> > り探そうと思ったんですよ。ところがハローワークへ行っても、歩合制の保険外交員とか、警備員と
> > か、そんな仕事ばかりなんですよ。近頃ではもうかなり焦ってきています。
> >  うちの隣のお宅の子供が、私が平日なのに会社に行かずウロウロしているのを変だなと思うらしい
> > んですね。『隣のおじちゃん、なんでおうちにいるの』なんて母親にきいている。バツが悪いですよ、
> > 本当に」
> >  重い腰を上げた石田氏は、中小企業ばかり14社に応募した。その結果は--。
> >  「すべてダメでした。面接までいけたのがわずか2社。一つは紙パルプ製造会社で、もうひとつは
> > ビル管理会社。どちらも従業員数、百人に満たない小さな会社です。
> >  出世コースからは外れていたけれど、まがりなりにも私は東京六大学のひとつを卒業して、山一證
> > 券という大企業に勤め、1千万円近い年収をもらっていたんですよ。それが名前も聞いたことのない
> > 零細企業にすら雇ってもらえない。そんなに自分の評価って低いのかと呆然としましたよ」
> それで石田氏は証券会社で1000万貰ってた以外のセールスポイント無いのかよ

「解雇後、しばらく家でゴロゴロしていた時に、メリルリンチが山一の社員を大量採用するという
話を聞いたんです。今さら実力主義の厳しい世界には行きたくないなと思って、応募するのを躊躇
していたら、女房に『受けるだけ受けて、採用通知もらってやめれば』と尻を叩かれたんです。
その結果、不採用。これはショックでした。女房はそれ以来、すごく不機嫌になってしまって……。

 面接で、ノルマの話が出た時に、『大丈夫です、やれます』と言えなかったんですよ。ノルマの
金額は営業マン一人あたり30億円という噂を聞きましたが、私にはとてもそんな金額は集められ
そうにないし」

http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/rstru1.htm

参考:2006/03/26(日)18時38分17秒