>  2006/03/27 (月) 16:06:05        [qwerty]
> ギリシャ神話か聖書で面白い話教えてください(;´Д`)お願いします

<アテナの誕生ストーリー>

ゼウスは思慮の女神メティスを愛しました。やがて、メティスはゼウスの子を身篭ることになります。
このとき、ガイアの予言がありました。

「メティスが男の子を産んだ場合、その子は父を凌ぐ存在となるだろう。」
この予言が成就することを恐れたゼウスは腹の子ごとメティスを飲み込んでしまいます。
しかし、ゼウスとメティスの子は成長し続けていました。

産み月になると、激しい頭痛がゼウスを襲います。
ゼウスは頭を抱えて転がりまわります。
そこで、ヘパイストスにゼウスの頭を割るよう命じました。

そのとき、ゼウスの頭から、武装した乙女が槍を振りまわしながら飛び出しました。
この乙女こそアテナなのです。
アテナはその場でときの声を上げ、戦いの踊りを踊ったと言われています。

アテナは予言どおり、聡明で気丈で、軍事を司る女神となりました。
知的な活動の守護神として多くの人々に敬われ、アテナイの地名は彼女にちなんでつけられました。
アテナはいつも兜をかぶり、胸板をつけ、槍と盾を手にした威厳ある姿でした。
戦の女神ですが、アレスのように残虐な血と殺戮の面ではなく戦略・戦術といった知的な分野を司り戦車やその他の武具を発明しました。
彼女は人間を賢くするために、あらゆる分野で熱心に助力しました。
働く者たちには鋤やつむぎ車や帆を作る技術を、学者には啓示を、発明家にはインスピレーションを、
あらゆるものに彼女のもつ智慧を惜しみなく与えました。
工芸や医術を人間に教えたのもアテナです。

聖木はオリーブ、聖鳥はふくろうです。

参考:2006/03/27(月)16時03分54秒