2006/04/03 (月) 16:23:20 ◆ ▼ ◇ [qwerty][オーマイニュース クァク・チンソン記者] 1月1日になされた第4次日本
文化開放以後、文化開放によって現われた弊害が深刻だ。 その中でも放送ア
ニメーションは、一部のケーブル放送社の倫理意識不足によって日本色にひ
どく染まっている。 「シバムラ」「ハラ」などの日本の名前、そしてアニメ
ーション中で日の丸が我が国の子供たちに何の規制もなく露出されているの
だ。
ケーブル放送トゥーニーバスの<ガンパレード・マーチ>はそのような問題
点を端的に示す例だ。 アニメの背景のあちこちに日本の文字が入り、そのう
え主人公の弁当には日の丸がささっている。 こうした「日本色」が批判能力
の足りない子供達にそのまま放映されている。
トゥーニーバスを楽しんで見ているキム・ジヌ(13・テジョン市)君。
「日本のアニメに出てくる日の丸を見てたいへん驚きました。 インターネッ
トを通じて日本の作品だということは知っていましたが、実際、アニメの主
人公が持つ日の丸を見たら変な気分がしましたよ。」
幼い視聴者を持つ父母たちも憂慮を表わした。 チェ・ヨンシン(37・主
婦)氏は「子供がアニメ好きなんですが、ちょっと(日本色が)激しい面が
あって心配になります。 放送局には規制が全くないようで残念です。」と指
摘した。
アニメーションの日本の占領は、もちろん一日二日のことではない。 1月だ
けでもトゥーニーバスで放送される新作13本のうち12本がすべて日本の
作品で構成されている。 問題は「ガンパレード・マーチ」,「犬夜叉」,
「フルーツバスケット」など、いずれも日本色の濃い作品で構成されている
という点だ。 日本文化開放に方針に合わせた決定だといっても、放送局は6
~15才までの幼い視聴者を主な対象とするアニメーションだということを
忘れているようだ。
日本のアニメーション「犬夜叉」のファンサイト
(http://my.dreamwiz.com/inuyashada/inu.htm)では、掲示板でのアニメーシ
ョン主人公の韓国語名の使用を全面禁止している。 また、韓国語名の掲示文
を通知なく削除したせいで、多くのネチズンたちの反発を呼んでいる。 この
一例は放送アニメーションの「日本色」が視聴者たちに影響を及ぼしている
ということを示している。
これまで放送アニメーションは子供たちに大きな情緒的影響を及ぼす可能性
があるという点から、自律的・他律的に倫理的規制を加えてきた。 倫理的規
制というのは、日本名称の韓国式への転換,日の丸や猥褻な内容をコンピュ
ータ作業で選り分けることなどを意味する。 これまでこうした倫理的規制
は、国民的反日感情とともに日本文化に対する規制があったからこそ守られ
てきた。
だが、日本文化開放の決定を一部のケーブル放送が放送アニメーションに対
する最低限の倫理的規制まで解除する道具として利用するという、大きな問
題として現われている。 想像して見よ。80年代に大人気を呼んだ「キャン
ディ・キャンディ」の主人公キャンディとテリウスが日の丸を持っていたと
すれば、おそらく多くの人々が驚愕しただろう。 それを今の状況と比べて見
よ。 幼い視聴者たちに日の丸と日本の文字が及ぼす影響が直接的に分かる。
どの国でも幼い視聴者たちが見る茶の間のテレビアニメーションに他国の国
旗を堂々とさらしたりはしない。 いや、それ以前に一部のスポーツアニメー
ションを除くアニメーション製作は無国籍ストーリーとして作られるため、
国旗自体が現われないと言ったほうがより正しい表現だろう。 だが、唯一日
本のアニメーションだけは日の丸と日本列島地図、そして日本色が乱発して
いることに注視すべきだ。
これを他の国家のアニメーションとの公平性の次元で考えるのは間違ってい
る。 公平性という理由で日の丸の放映を許容すべきだというのは極めて愚昧
な行動だ。
少なくとも幼い視聴者が楽しんで見る放送アニメーションに日の丸や日本地
図などの「日本色」が現われることは阻止しなければならない。 これは幼い
視聴者たちに日本文化に対する歪曲された幻想を持たせる可能性があるから
だ。