>  2006/04/04 (火) 18:51:15        [qwerty]
> ある時、イエスが弟子たちを連れて街中を闊歩していると 
> 一人の女性が民衆から石を投げつけられていた。 
> なぜこんなことをしているのかと、弟子が民衆の一人に問うと、 
> 「この女は罪人だからだ」と答えた。 
> それを聞いたイエスは民衆にこう言った。「ならばしかたがない。続けなさい」 
> そしてこう続けた。 
> 「ただし、一度も罪を犯したことのない正しき者だけこの女性に石をぶつけなさい」 
> 民衆は、とまどい、やがて一人また一人とその場を離れ 
> 石をぶつけているのはイエスただ一人だけとなった。
> イエス最低じゃん(;´Д`)ニート以下

南泉(なんせん)和尚は、門人らが、ちょうど一匹の猫をめぐって争いあっているところに出くわした。
彼はただちにその猫をつまみ上げると、
「さあ何とか言ってみよ。うまく言えたらこの猫を救うことが出来るが、
出来なければ、この猫を斬り捨ててしまうぞ。」
と言った。
皆は何も言うことが出来なかった。
南泉は仕方なく猫を斬り捨ててしまった。
晩になって、趙州(ちょうしゅう)が戻ってきた。
南泉は昼間の話を趙州にした。
これを聞いた趙州は、草履を脱いで自分の頭にのせて出ていってしまった。
南泉は言った。
「お前があの場にいてくれたら、文句なしに猫を救うことができたものを。」

参考:2006/04/04(火)18時45分50秒