2006/04/13 (木) 14:55:01        [qwerty]
■[コラム]人財メディアスタッフのつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ 1人暮らしの奇行、独り言と受け身
 
いよいよ新年度がスタートした。アイティメディアのオフィスがある、ここ丸の内で
も新入社員とおぼしき方々を街のあちこちで見かけるようになった。彼、彼女たちを
見るたびに、1年前は自分も着慣れないスーツを着てどこかぎこちなさが漂う仕草で
研修を受けていたことを思い出した。1年経過して変わったのは、入社当初のスーツ
からカジュアル出勤に変わり、0.1tだった体重が0.11tになろうとしていることぐら
いだ。
 
さて、新生活がスタートしてこの4月から「1人暮らし」をはじめた人も多いだろう。
住み慣れた土地を離れ、家族や友人たちと分かれる寂しさがある。その一方で妙な解
放感もある。その寂しさや解放感からかもしれないが、1人暮らしをはじめると自分
自身が気付かない内に「奇行」をするようになる。僕は1人暮らしをはじめて4年目に
なるが、年々奇行の度合いがエスカレートしてきた。
 
僕の場合、主に2種類の奇行がある。1つは「独り言」もう1つは「受身」だ。独り言
は主にテレビに向かっていうことが多い。はじめはそのとき見ている番組に対する
感想だったのだが、最近では某討論番組の司会者よろしく「ちょ、ちょっと待って。
彼の話を聞こう」などと勝手に番組の司会をするようになっていた。あるとき、はた
とそれに気がついて、自分がそこまで病んでいるのかと軽く絶望した。
 
もう1つの「受身」だが、僕は2週間に1度くらい、何の前触れもなく柔道の「受身」
をしたくなるときがある。184センチ、0.11tの体が狭い部屋を激しく動きまわるのだ
から影響は大きい。つい最近は、前回り受身でスチールラックに足の小指を打ち付け
てしまい、あまりの痛さに30分ほどのた打ち回った。僕の住んでいる部屋の下は倉庫
になっているので、苦情は来ていないができるだけこのような行動は慎みたい。
 
「咳をしても1人」と尾崎放哉はいったが、「司会をしても1人」「前回り受身をして
も1人」一体、僕の奇行はどこまで続いていくのだろか。ちょっと楽しみになってき
た自分がここにいる。

ワラタ