2006/05/03 (水) 01:32:53        [qwerty]
《発掘対談》「在日」と「日本人」の間で…
格闘家・前田日明/文芸評論家・慶応大学教授 福田和也 

前田日明氏の発言より一部抜粋。

名前を出して悪いんだけれど、
辛淑玉さんなんか見てると、情けなくなってくる。
差別されたとか、日本は加害者だとか言うだけで、
それだけ叫び続けて一生を送るのかなと思うと、
とても俺は共感できない。
力道山や大山倍達だって差別されたはずだけど、
ちゃんと一個の人間として、
大した生き方をしてみせたじゃないですか。
有名無名に関係なく、 俺の知ってる限り
そういう在日はたくさんいますよ。

でも俺のような考え方は、在日の中でも少数だと思います。
たとえば在日への差別問題にしても、
日本の部落問題と同じように、
実際にそれを「食い物」にしてるやつがずいぶんいます。
自分が現役引退を契機に出自を公にしたら、
もう嫌になるぐらい多くの奴が寄ってきましたよ。
でも、その中にどれだけ本物がいたか。

朝鮮総連や韓国民団は日本に対して差別だなんだと言うけれど、
同胞が北朝鮮でどういう目に遭わされているか、
あるいは韓国に帰ってどういう扱いを受けているかについては、
世の中に聞こえるような形では誰も何も言わない。
何だこれは!
出自が在日だからということで韓国で就職差別を受けたり、
北朝鮮に帰国すれば殺されたりひどい目に遭わされたりする。
こういうことに黙っていながら、日本国内の差別反対だとか、
参政権をよこせだとか言う人間を、少なくとも俺は信用できない。