2006/05/08 (月) 10:17:00        [qwerty]
アマゾンのある米国において、2000年当時のリアル書店の売上は24921億円
だったと推定されています。対してネット書店の売上は2106億円。その後急
成長したネット書店の現在の売上は3276億円。1100億円の増加で約1.5倍にマ
ーケットが拡大しています。ですが、米国ではリアル書店の売上も上がって
いるのです。現在は31356億円で6000億増です。少なくとも米国ではアマゾン
の勃興がリアル書店の売上減につながらなかったということになります。

対して日本では、2000年当時40億にすぎなかったネット書店の本の売上が、
現在400億円と10倍の規模になりました。額で言うと360億円の増加になりま
す。対してリアル書店側では、23926億円あった売上が22078億円に落ち込ん
でいて、1848億円のマイナスとなっています。つまりリアル書店はネット書
店の売上増加分の5倍もの売上を落としているという計算になります。

これはどういう事か。現在の日本のリアル書店の不振は、ネット書店との競
合が本質的な原因なのではなく、それ以上に自分自身の抱える問題点が原因
で、消費者の支持を失いつつあるということになります。ということは、淘
汰されるにせよ、ネットによる駆逐とは言いがたいという結論になりそうで
す