> 2006/05/22 (月) 02:52:29 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> 「もうすぐ東京かしら。
> やっぱり物足りないわね」
> 「確かにね。でも着く前に疲れなくて良いじゃない」
> 「ま、東京見物出来る時間が増えたから良いか。
> 今日はどんなところを案内してくれるの?」
> 「そう焦らないの。
> まずは実家に着いてから彼岸の墓参りを済ませて、
> 荷物を置いてから見学に行きましょう?」
> 「あれ?冥界参りに行くんだっけ?」
> 「東京は、京都に負けず劣らずの霊都だから、きっと楽しいわ。
> メリーと一緒なら。」
> アスファルトで固められた地霊の罪も時効を迎え、東京の道のそこら中にひびが入っていた。
> 環状線も一部が草原と化し、葉っぱもなく、茎と赤い花弁だけの奇妙な花が道を覆いつつある。
> 人口の減少と共に、自動車という前時代的な乗り物も減っていた。道がどうなろうと不便な事
> は無かったのだ。
> 派手な格好の若者達が、独自のルールを形成している事が特徴的な東京。
> 町奴や旗本奴、火消しが暴れる町の様に……。
> 東京は昔の姿を取り戻しつつある。
>
> 「富士が小さくなっていくわ。もう東京は目の前ね」
> http://strange.drive.ne.jp/stored/dvup6680.mp3
すごく東方っぽいな
参考:2006/05/22(月)02時49分26秒