2006/06/02 (金) 21:27:26 ◆ ▼ ◇ [qwerty]日本は米国発の悪しきグローバル化が
中国の旧中華思想に繋がらないようにしていくためにも、
中国との一日も早い関係修復が喫緊の課題だ。
それには政官民学の総てが国を挙げて中国の歴史、地理、文化
そして今置かれている状況を確り理解してあげるべきではないだろうか。
13億の民を抱え、56の異民族が同居し、絶えず抗争と革命に
明け暮れてきた国が文化大革命の後たった30年程で辿り着いた新しい時代だ。
海外に長くいると日本/日本人が良く見えるものだ。周りを海に囲まれ、
単一民族で他国との争いが少なかった日本は、普遍性を持たない
日本的歴史観に固執してアジアから反発され世界からも孤立している。
日本人には、かつて駐日フランス大使が
世界一の民族と激賞したDNAがある。
日本人の優雅さ、温厚さ、高い道徳心、金銭を低く見る風土・・・・・。
グローバル化には目に見えるものと見えないものがある。
コカコーラやマックは前者で理解は容易、価値や文化は
後者で手に負えないほど理解が難しい。どの国も夫々の文化、
趣味嗜好等個性溢れており、お互いを尊重し評価していくことから始めるべきだ。
日本人の良いDNAは正にこの調整役に世界で一番秀でていたはずだ。
政治では話すことすらかなわず、経済も角突き合わす場面が多い。
文化に格別の歴史と内容の深みのある日中はアジア発
「人類愛をベースにしたグローバル化」に協力すべきだ。
漢字文化を共有し儒教思想を持つ日中韓は、黄色人種のリーダーとして
時間をかけてもこれが出来る間柄だ。
幸い日中韓は経済でも“ジャンケンポン”構造になっており、
持ちつ持たれつ、それでもEUを抜き世界最大の市場だ。
日韓の同質性市場に中国が加わってきた米国以上に奥行きのある
マーケットだから、米国が本気になって攻めようとするわけだ。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0601&f=column_0601_004.shtml