> (;´Д`)夢枕爆の神々の山嶺が面白すぎる 基本的に『山モノ』ということもあり全編は男臭さに溢れているが、 主人公二人(ともに男性)のパーソナリティが無骨、繊細の二手に分かれ、 さながら恋愛のようにも見える。女性にもお薦め。 主人公の一人は山と過去を求め、もう一人は山と過去を求める男を追う。 彼らが登るのは『自らの過去』という最高峰。 求めるものの違う人々の心が、世界最高峰を通じて交わった瞬間、 悲しく美しいラストへと一直線だ。読者すら山を制覇した読了感が味わえる。 必読。 参考:2006/06/09(金)01時12分32秒