2006/06/15 (木) 06:17:16        [qwerty]
AppleがFairPlayを独占していることが、今度はAAC普及の足かせとなるだろう。 
AACでもATRACでもない他社は、WMA(Windows Media Audio)に依存せざるをえない。 
Appleの動き次第でどう転ぶかわからない。 

その問題は、mp3が徐々に淘汰されていくことと表裏一体となっている。 
mp3には著作権保護機能がつけられない。 
つまり、現状、DRMの問題の隙をついて存在しているファイル形式だという見方も出来る。 

ロスレスに関しては悩む必要すらない。多くのファイル形式で 
ロスレス⇔wavの相互変換が可能なため、どれかに決める必然性はない。 

どれか不可逆圧縮にしておけば安心というわけではない。 

mp3に関しては、この形式では音質改善はもはや限界だが、 
その他のエンコーダは、ここ数年目覚しい音質改善が進んでいる。 
そのため同じ可逆圧縮形式のファイルでも音質が違うという事態になっている。 
また、lameもAACもそして他のエンコーダも、ステレオ音像や音抜けなどの 
キラー音源が多数存在する。その改善も進んでいくはずだ。 

ロスレスにして、状況に応じてその時点での不可逆ファイルを選択してエンコード、が正しい。