★オーストラリアが失格とならなかったとき★

●ブラジル　１－０　クロアチア○　　　　　　ブラジル２勝（勝ち点６、得失点差＋３）
●オーストラリア　３－１　日本○　　　　　　オーストラリア１勝１敗（勝ち点４、得失点差±０）
●ブラジル　２－０　オーストラリア○　　　　クロアチア１分１敗（勝ち点１、得失点差－１）
△クロアチア　０－０　日本　△　　　　　　　日本１分１敗（勝ち点１、得失点差－２）

日本が１６強になるためには、日本がブラジルに勝利し、クロアチアがオーストラリアに勝利し(*a)、あるいは引き分ける(*b)ことが必須条件。

(*a)クロアチアがオーストラリアに勝利した場合
●日本　ｎ－ｘ　ブラジル○
●クロアチア　ｍ－ｙ　オーストラリア○

この場合、ブラジル２勝１敗（勝ち点６）、クロアチア１勝１分１敗（勝ち点４）、日本１勝１分１敗（勝ち点４）、
オーストラリア１勝２敗（勝ち点３）となり、クロアチアと日本が同一勝ち点で並ぶため、得失点差による判定となる。
２戦終了後の得失点差は、クロアチア－１、日本－２であるため、（ｍ－ｙ）＋１＜（ｎ－ｘ）であれば日本が１６強。
また、（ｍ－ｙ）＋１＞（ｎ－ｘ）の場合はクロアチアが１６強となる。（ｍ－ｙ）＋１＝（ｎ－ｘ）、すなわち得失点差が
同じであれば直接対決の結果での判定となるが、日本はクロアチアと引き分けているため籤で勝敗が決定される。

(*b)クロアチアがオーストラリアと引き分けた場合
●日本　ｎ－ｘ　ブラジル○
●クロアチア　ｍ－ｍ　オーストラリア○
この場合、ブラジル２勝１敗（勝ち点６）、オーストラリア１勝１分１敗（勝ち点４）、日本１勝１分１敗（勝ち点４）、
クロアチア１分２敗（勝ち点１）、となり、オーストラリアと日本が同一勝ち点で並ぶため、得失点差による判定となる。
２戦終了後の得失点差は、オーストラリア±０、日本－２であるため、２＜（ｎ－ｘ）であれば日本が１６強。
また、２＞（ｎ－ｘ）の場合はオーストラリアが１６強となる。２＝（ｎ－ｘ）、すなわち得失点差が
同じであれば直接対決の結果での判定となるが、日本はオーストラリアに敗れているためオーストラリアが１６強となる。




★オーストラリアが失格となったとき★

オーストラリアはすべてのチームに対し０－９で敗北したという扱いになるため、その影響は無視できる。
よって、以下においてはオーストラリア戦で得た勝ち点３および得失点差＋９については扱わない。

●ブラジル　１－０　クロアチア○　　　　　　ブラジル１勝（勝ち点３、得失点差＋１）
△クロアチア　０－０　日本　△　　　　　　　日本１分（勝ち点１、得失点差±０）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クロアチア１分１敗（勝ち点１、得失点差－１）


よって、日本が１６強になるためには、日本がブラジルに勝利、または引き分ければよい。
敗北した場合(*c)はクロアチアと得失点差によって１６強の座が争われる。

(*c)敗北した場合
●ブラジル　ｎ－ｘ　日本○
この場合、ブラジル２勝（勝ち点６）、クロアチア１分１敗（勝ち点１）、日本１分１敗（勝ち点１）、となり、
クロアチアと日本が同一勝ち点で並ぶため、得失点差による判定となる。
２戦終了後の得失点差は、クロアチア－１、日本±０であるため、１＜（ｎ－ｘ）の場合はクロアチアが１６強となる。
１＝（ｎ－ｘ）、すなわち得失点差が同じであれば直接対決の結果での判定となるが、日本はクロアチアと引き分けているため籤で勝敗が決定される。
計算上、１＞（ｎ－ｘ）であれば日本が１６強となるが、この条件は起こり得ないので考慮しない。



以上。