八年ぶりの再訪。龍臥亭は、さらに奥深い謎を隠していました。 亭で出会った青年に昔の自分を見た石岡は、 ついに長い低迷の闇を抜けて甦ります。 ぼくは二十年苦しんだ。眠れなくて、辛い夜を幾晩泣いたかしれない。 だからぼくも、今君をとめなくてはならない、 君を犯罪者にするわけにはいかない。吹雪の中、 心を通わせ合う孤独な男たち。異邦の騎士再び。