或る日ひとりの若者が我が家に来て 「お嬢さんを僕に下さい」と言った 親父は言葉を失い頬染めうつむいた いつの間にきれいになった娘を見つめた いくつもの思い出が親父の中をよぎり だからついあんな大声を出させた 初めて見る親父の狼狽 妹の大粒の涙 家中の時が止まった(ρ_;)