> 2006/07/09 (日) 01:59:36 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > はい
> この前kaminagi.rarが見つかったじゃないか
> シズノ先輩が削除するかも知らんが
量子サーバではデータのコピーはできないというがそれはウソ。
量子コンピュータは記憶領域の全てが演算用のレジスタに相当するけったいなアーキテクチャになっており、
さらにデータの読み取り、書き込み、演算がすべて等価な行動になっている。
さらにデータの構造とプログラムも一体化しており、
何かデータに干渉するたびにデータが変質するという特性もある。
(通常型コンピュータはデータの読み出しをするだけではデータそのものは変化しない)
量子コンピュータにおいて演算=記憶領域から外部媒体にデータをコピーする場合、
データを読み出すごとにオリジナルデータの該当個所が破壊(領域解放)されていき、
さらにデータの読み取りが演算と等価だから必ず幾ばくかの変異が発生する。
コピーを取ると同時にオリジナルが消失するので「バックアップを取ることができない」。
同種の量子コンピュータが登場する作品にZOEシリーズが上げられるが、
作中ではデータやプログラムのコピーを「移植(トランスプランテーション)」と呼んでいる。
コピー元からデータが消失するから「コピーじゃなくて植え替え」と表現しているわけだが、
ゼーガの幻体の転移もこれと同様の現象である。
(ちなみにZOEのアニメシリーズを制作したのはゼーガと同じくサンライズ)
守凪了子のLOSTはつまり、転送プロセスに入る前に、
自身をアルティールのバッファに圧縮保存してしまったため、
転送すべきデータがなくなってしまったからではないかと考察する。
了子はウイザードとしては天才的な資質の持ち主と描写されているので、
転送エラーを予期したか、あるいは京の転送帯域を確保するため、
本能的にアルティールの内部に冗長性を確保する形で(CRC付加するとか)退避したのではないか?
参考:2006/07/09(日)01時56分00秒