世界の食糧供給事情は「過剰」の一言につきる。今日の世界では小麦や米などの穀類だけで 全人口に毎日3,500カロリーを提供できる量が生産されている。野菜や豆、ナッツ、根菜、 果物、草食の家畜肉、魚など他の食品も加えると、一人当たりに毎日4.3ポンド(約1.95キログラム)の 食べ物がある。穀物と豆とナッツが2.5ポンド(1,133グラム)、果物と野菜が1ポンド(453グラム) 肉と牛乳と卵も1ポンド(453グラム)ぐらい。毎日食べていると太ってしまうほどの量だ。問題は 多くの人があまりにも貧しくて、食べ物が目の前にあるのに買うことができないこと。世界で一番 「餓えた」国にも国民全員が満腹になるだけの食糧がある。それでも飢餓が続き、餓えた国々から 食糧や他の農産物が輸出されている。 飢餓は現実に存在する。しかし、食糧は不足していない。 (Hunger is real; scarcity is not.)